離婚の慰謝料にはある程度の相場がありますが、その額はケースによって大きく変わることがあります。離婚の慰謝料を算定するときには、どういう基準があるのでしょうか。ただし算定基準が分かったところで、最終的には裁判官の自由裁量に任せられる場合がほとんどなので、あくまでも参考程度に覚えておきましょう。
最初に出てくるのが、離婚に至った原因や動機、不法行為の度合いです。例えば浮気が日常的に行われていたことが分かると、当然それにともなう精神的な苦痛は大きくなります。そしてそれによって慰謝料の額が大きく跳ね上がることが起こります。精神的な苦痛の程度は、慰謝料の判断基準の中で特に重要なものです。
資産状況も慰謝料の算定基準に大きく影響してきます。いくら高い慰謝料を請求しても、請求された本人に支払う能力がなければ意味がありません。よくテレビなどで報道されている、芸能人の億単位な慰謝料は、その芸能人がどれだけのお金を持っているかによって決められていると考えると分かりやすいですね。その人の年齢・職業・収入・社会的地位なども加味されて算定されるので、自分の受けた苦痛はこの程度ではないと息巻いても、支払能力がなければどうすることもできないということを覚えておきましょう。
この他にも離婚の場合は、慰謝料とは別に財産分与なども関わってくるので、こちらのことも考えておかなければいけません。財産分与額によって慰謝料の額が増減するので、こちらのことも忘れないでください。
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